鵠沼通信

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2015年 02月 22日

タブレット

少し前であるが、10インチのタブレットASUS Pad TF103CとKindle paper whiteを購入した。
ASUS Pad TF103Cのスペックはいまどきの普通のタブレットで特筆することもない。ただ、10インチの画面がが欲しかったのである。
目的は、恥ずかしながら昔読んだ「まんだら屋の良太」読みたくなったためである。
「まんだら屋の良太」は故人となった畑中純氏の作品で、架空の温泉町九鬼谷温泉を舞台とした老舗旅館まんだら屋の次男良太を主人公とした物語である。
宮沢賢治的な幻想と現実世界が境目なくつながった桃源郷の物語が繰り広げられる。
全巻購入するとなると53巻もあり場所ふさぎになるし、結構エロな画面もあるため、家族にはあまり見せたくない。
タブレットであれば保存に困らないが、ただ最近めっきり落ちた視力のため、7インチはちいさすぎるので10.1インチのASUS Pad TF103を選んだのである。
想定外の効果として、最近著作権の切れた浮世絵や古い画集がキンドルで格安で販売されているが、それらを見るのに10.1あればそこそこ楽しめる。
例えば、下記の画像は川瀬巴水の版画である。Kindleの格安販売で初めて知った名前なのだがどの作品も実にゆったりとしていて、楽しむことができる。
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さて、Kindle paper whiteである。
こちらはやはり視力の低下が関係している。司馬遼太郎が好きでほとんどの著作をそろえているが、文庫で購入したものは文字が小さくて読むのがつらくなった。
それを補うためのKindleである。Kindleは文字の大きさが自由に拡大でき、コントラストも調節できる。 また適当な大きさと重さで長時間の読書に堪えるという点も結構な点である。
また、これも最近知ったのであるが、青空文庫で公開されている作品を作者ごとにまとめたものがKindleで格安で販売されており大変便利である。
無料で公開されているものをまとめただけで金をとるのはけしからんとの意見もあるようだが、青空文庫では作品ごとにファイルが分かれており、ダウンロードするのも面倒であるしまた検索もわずらわしい。これを一冊にまとめて目次がついているのは大変ありがたい。
たとえば、岡本綺堂や夏目漱石の全著作が一冊にまとめられ、かつそれらが小さなKindleの中に納まっているというのはなんとも未来的な読書環境であると感じている。

そういうわけで、絵や漫画を見るのはASUS Pad TF103、読書をするのはKindle Paper whiteと使い分けて楽しんでいるこの頃である。




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by hon-kugenuma | 2015-02-22 12:42 | 文具、ガジェット | Comments(0)


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